Ultima F5J 主翼の製作 1



先ずはサーボベッドの製作からになります。 使用するサーボがHiTECのHS−5070で、適合するサーボロック
が無いのと、サーボホールが加工済みで、サーボとのクリアランスがギリギリの為です。

プレートは0.5ミリFRP板、サーボベッドは6ミリベニヤです。



0.5ミリFRP板とサーボベッドを組み立てました。 プレートに空いた穴から接着剤を染み出させ、接着を確実に
する作戦です。


 

主翼内には予めサーボコードが仕込んでありますが、4線だけです。 信号線は+1本として埋設されていますが、
共用する+と−をフラップサーボ用に引き出す必要があります。

ハンダ作業になりますので、必要部分以外をボール紙で養生します。
埋設されている3線の内、+と−線をサーボホール内で切断、割り入れをします。



割り入れした+と−線、埋設されているフラップサーボ用の信号線をピンヘッダーにハンダ付けします。



サーボホールにコントロールロッドの逃げを加工します。 これを施さないと、リンケージとサーボの接着が同時
が必要になってしまいます。 サーボの取り外し、リンケージの取り外しも考慮に入れた施工を施します。


 


サーボホールの補強をします。 5052にカーボンパウダーを混ぜた物を筆で塗り、外皮一枚の底部分とロハセル
剥き出し部分を固めます。

これは、きむらクラフトではハンドランチのトップドライブ機に施している手法で、コレにより、サーボホール内壁
が強度部材となります。



キット付属のエルロンホーン(左)とフラップホーン(右)です。



フラップホーン取り付け溝をリューターの切削砥石を使って加工します。



5分エポキシにカーボンパウダーを混ぜたもので接着、表面に盛り上げて補強にします。
外皮が柔らかいので、無理矢理ホーンを押し込むと動翼の下側にホーンが当たって盛り上がりが出来て
しまいます。



サーボホーンを加工します。 リンケージに使用する1.5ミリのピアノ線に合わせて穴を広げておきます。



サーボホーンを1スプライン分ずらして、115μsニュートラルをずらしてブレーキ動作の動きを確保します。


 
 
キットに付属していたリンケージ用のピアノ線ですが、曲げ加工をしたところ、アッサリと折れてしまいました。
手持ちの1.5ミリピアノ線で作り直しました。



予備を含めて作っておきました。



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