Ultima F5J 主翼の製作 3



エルロンホーンはキット付属の物をそのまま使用します。 接着面のサンディングと、切断したままになっている
断面を整えます。



リューターの切削砥石でエルロンホーンの切れ込みを入れます。



エルロンホーンの厚みに合わせて表皮削り、下面スキンが露出するまでコアも削り込みます。



接着後にカーボンパウダー入りエポキシを盛りますので、マスキングをし直してエルロンホーン溝の周囲を
荒らしておきます。



カーボンパウダー入りエポキシを塗った状態でエルロンホーンを押し込み、更に表面に盛り上げます。

フラップエルロンホーンやエルロンホーンは切り欠きを最小限にして、動翼の厚みに差し込んでの取り付け
も可能なのですが、表皮が脹らんでしまう可能性が高いのと、動翼内での接着の確実性が確保出来ないので
今回は全て露出する方法で工作しています。



ロッド取りだし口(メーカー加工済み)とホーンの位置関係です。



舵角は充分に取れるので、サーボホーンの穴は一番近いところを使用します。 不要部分は切り取って、
整形しておきます。



厚みの関係で、サーボベッドのプレート部分は省略、サーボベッドを直接スキンとサーボホール壁面に
マイクロバルーンエポキシで接着しています。



サーボの取り付けはサーボベッドとサーボの境目にマイクロバルーン入り5分エポキシを盛って済ませます。



リンケージには抜け止めを施しています。
実際はエルロンの動作範囲ではリンケージが抜ける事はありませんが、精神衛生上的な保険です。


 

テープでサーボカバーを貼って完了です。 裏紙付きのクリアテープを使うと、指紋の跡が付かず、綺麗に
仕上がります。 少し地厚なのが難点ですが。



D−SUB9ピンコネクタを取り付ける皿頭のタッピングねじです。 取り付ける、ネジの効く部分が少しなので、
ネジを切り詰めています。





 


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