Ultima F5J 胴体の製作 1



レイアウトを考えます。 この機体は、デフォルトでワイヤーリンケージです。 ワイヤーの取り回しやバラストの
積み込みを考えてレイアウトをします。

比較的、胴体のボリュームがあるので、自由度は高いです。

上の二例は、ワイヤーのルートが複数あって、バラストの搭載に難がありそうです。 一番下はワイヤーのライン
はすっきりしていますが、ワイヤー同士の交錯が懸念されます。

立体的にワイヤーの交錯を回避させる方向で、一番下の案を採用しました。



2ミリFRP板からサーボベッドを切り出します。 ラダーサーボとエレベーターサーボは重ねてネジ止めするので
中心のネジ穴は一つだけです。



前側のサーボを高くする事で立体的なワイヤーラインが作れます。



サーボベッドを接着する部分の胴体内壁をサンディングしておきます。
 


サーボヘッドを瞬間接着剤で接着後、カーボンパウダー入り5分エポキシを盛って補強とします。



ノーズは製作時の切りっぱなしのままですので、スピンナー径に合わせてカットする必要があります。 
スピンナー径に合わせたジグを、厚手のボール紙から作ります。

サークルカッターを使用しました。



マスキングテープで養生をして、ジグをはめて油性サインペンでマーキングをします。
サイドスラストは0°、ダウンスラストは胴体のパーテーションラインと直角になるようにしました。



リューターの切削砥石出切り離します。



モーターマウントです。 左がメインマウント、3ミリ厚の物、右がサブマウント、1ミリ厚です。



切り離したノーズに合わせてメインのマウントをはめ込んで、瞬間接着剤で接着します。 
接着後に、胴体切断面とマウントの面出しをしておきます。



サブのマウントを、メインマウントの上から接着します。 コレにより、着陸時の衝撃で、マウンドが胴体内部に
脱落する事を防止しています。
 


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