HLG用 自作ロッドエンドの製作 


きむらクラフトでは銅パイプとSUSピアノ線のピンを組み合わせたロッドエンドを自作し、使用していますが、
水平尾翼マウント内にリンケージを内装するにあたって、よりコンパクトなロッドエンドを作ってみました。



素材は外径1.2ミリのSUSパイプです。 このパイプをハンマーで叩いて先端を潰し、その中心に0.8ミリの穴を
開けておきます。

穴開けには良く切れるドリルを用意します。 工作機械で機械加工が出来れば良いのですが、生憎、きむらクラフト
ではピンバイスを使った手加工で加工しております。


ピンは0.8ミリのSUSピアノ線で、先端を丸め加工がしてあります。



本体にピンをステンレス用のフラックスとハンダでハンダ付けすれば出来上がりです。





Snipeに使用した例です。 

この機体の場合、ニュートラル位置ではリンケージ類し全てマウント内に隠れてしまいます。 マウントは後付け
で肉薄なのでマウントの加工を最小限に留めるのに貢献しています。



Stobel V3.5に使用した例です。
こちらもマウントやテールパイプの加工、開口部を最小に留めるのに貢献しています。



コンパクト化した以外にも、プッシュロッドの中心線とホーンの中心線を近づけて、効率よく力を伝達することが
出来ています。

 


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