F5J機の抜けなくなったハブを抜く


※注 この方法はTahmazoの折りペラハブ、スピンナー限定です。


F5J機、Xplorer2.5のハブがシャフトから抜けなくなってしまいました。 このハブは、イモネジ二本でシャフトに
固定する方式ですが、二本ともハブから抜き取っても、びくともしません。

このモーターのシャフトは柔らかいので、締めたイモネジでシャフトが変形でもしてしまったのでしょう。

隙間が無いし、中にドライバーとか突っ込んでこじると胴体の縁が欠けてしまいそうです。


 

幸いな事に、Tahmazoの折りペラ、スピンナーのセットは、バラ販売をしていて、スピンナー単体でも購入が可能
です。 しかも一個440円とお手頃です。

安心して超音波カッターでスピンナー部分を切り取ってしまいます。





スピンナーを取り去ってしまうと、ベアリングプーラーでハブを引き抜く事ができました。

良く見ると、シャフトに一本キズが入っているのが判ります。 起動時に一瞬、空回りしてシャフトにイモネジでスジ
を付けてしまったようです。

この部分がハブに引っかかって抜けなくなっていたと推測されます。


 

キズになっていた部分をサンドペーパーで綺麗に削り取りました。



ついでに、Dカットも施しました。 元々Dカットが無い所にイモネジだけで締め付けていたので、今回のような
トラブルは起こるべくして起きたものですね。

リューターで削りますが、削った鉄粉がマグネットに吸い付けられてしまわないようにビニール袋を被せて養生
をしてから作業をします。


 

新しいスピンナーです。



新しいスピンナーとハブを組み付けます。 スピンナーとハブの取り付けは、ハブ裏面から二本のタッピングネジ
でスピンナーを固定する方式です。


 
シャフトに取り付けて作業完了です。



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