充電器のファン交換


2013年に導入したHiTEC X1 AC plusです。 10年も頑張ってくれていますが、数年前から冷却ファンが騒音を
立てるようになっていました。 最初の頃は充電開始時だけうるさく、数分経つと静かになっていましたが、最近は
充電が終了するまでうるさいままです。

小型のファンなので、耐久性はそれなりとあきらめていましたが、あまりにウルサイのでファン交換にチャレンジして
みようと思います。


 

ケースのネジを4本外し、ツメをこじって開きます。 AC関係の基板は下のケースに、充電器関係の基板は上のケース
に取り付けられています。

ファンは充電器基板をネジ4本を取って外すと剥き出し状態になります。 基板から2ミリのコネクタを外せば基板と
ケースがファンごと分離されます。



ファンは基本、左右のツメで固定されていますが、振動対策か2カ所だけボンドで接着されています。



ボンド部分を超音波カッターで切り離し、ファンを取り出しました。


 

ファンは30ミリ×30ミリ、厚みが7.5ミリで、5V仕様の物です。
同じ物は中国のサイトで見かけましたが、国内の電子パーツショップで似た感じものがあったので、こちらを購入
しました。





左が新しく購入したファンです。 元の物より回転数が低く、当然消費電流も少ない物です。 また、風量も少ないの
ですが、そもそも大容量のバッテリーを充電する事がないので、発熱問題は無いかと考えています。
現在、きむらクラフトでは、この充電器はハンドランチ専用的な使い方をしていますので。

ちなみに、秋月電子通商で360円でした。


 

新しいファンには2ミリピッチのコネクタは付属していなかったので、古い方からコードごと移植することにしました。
ハンダ付けで繋げて、接続部はシュリンクチューブで保護します。



ケースと基板の分離時に大きく開くので、コードは元の物と同じ長さになるようにしました。



ボンドで接着されていた所はスーパーXの点付けでファンとケースを接着しました。



基板とケースを元に戻して動作確認をしました。 この充電器は、充電が始まるとファンは回りっぱなしになる仕様
なので、手元に合ったバッテリーを充電してみました。
とっても静かになっています。 耳を近づけないと聞こえない程度の駆動音です。


 


[戻る]