2001.08.04 昭和記念公園HLG大会


曇り、気まぐれな風と難しいコンディションの中、恒例となっている昭和記念公園HLG大会は
開催されました。 今回は通常の競技に加え参考競技としてHLG速度競技も行われました。


昭和記念公園HLG大会の主催は持ち回り制です。
今回の主催は流郷さんグループでした。
運営、大変お疲れさまでした。

今回の競技は第一ステージは2ラウンド制で、各グループの上位2名がフライオフ
(決勝戦)に進めます。 決勝戦は同時発航して、先に地面に付いたら1ポイント。
2ポイントたまると抜けていって、最後に残った選手が優勝です。
第一ステージのルールは

第一ラウンド
作業時間10分、発航回数無制限で飛行タイムの合計がポイントになります。
ただし、1投ごとに10秒のマイナスになります。
このタスクでは空き時間無く投げまくるのがポイントにります。

第二ラウンド
作業時間10分、発航回数無制限でベスト3投が得点になります。
このタスクでは落ち着いて周りの人の動向を見てから行動を起こすと良いみたいです。


コンテスト風景です。
信太さんの豪快なSAL(翼端投げ)によるMuの発航です。


一斉にランチされる機体たちです。
サーマルが呼んでいます!


白熱したフライオフで空中衝突! スペクターの応急修理をする富田さん。



入賞の皆さんです。
左から3位の向後さん(EVO)、1位の中村さん(自作)、2位の富田さん(スペクター)です。
決勝戦は手に汗を握るデッドヒートでした。 一つのサーマルを奪い合い、着地は1秒を
争う攻防でした。
                 おめでとうございました。

昭和記念公園HLG大会の特徴の一つに出場する機体に自作機や
変わったスタイルの機体が多いと言うのがあります。

平田さんの新作機です。 ポッドはカーボン製で、ブームにはスタントカイト
の骨が使われています。
画像では分かりませんが、主翼はフイルムではなくクリアウレタン塗装です。


左の機体は横塚さんの機体です。 これはSAL機ではありませんが、ヨーロッパの
テイストあふれるデザインです。
デザインだけでなく性能も抜群で、フライオフ常連です。

右の機体はHLGでは珍しいT尾翼を持った機体です。
スピードに乗った良い飛びを見せてくれます。


猿渡さんの新作SAL機です。 これはアメリカ製のキットから製作されたものです。
主翼はEPPと言う弾性に優れた素材にカーボンパイプのスパーで出来ています。
普通に使う限り、まず壊れないでしょうね。

右の画像の用に翼端を持って、サイドアームで投げます。
今回は参考競技として速度競技(パイロンレースって言っていました)が行われました。
50メートル先にパイロンとジャッジマンを置き、そこをターンして戻って来るタイムを計ります。
F3Bのそれと違って、ゴール.スタートラインからランチし、そこに戻って来るまでのタイムを
計測する物です。

左画像はパイロンをターンする機体です。 ジャッジマンが手を挙げて
通過をコールします。

左画像は富田さんのランチです。
この時ばかりは上ではなく前へ投げ出しています。
今回の計測では富田さんと信太さんが9秒前半を出しています。

この競技、かなり燃えます。 皆さんもいかがですか?

今日は初心者及びこれからHLGを始めたい人を対象にしたHLG講習会も行われました。
講師は猿渡さんです。 皆さん真剣に聞いています。


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