パナモリ2号(FRC16)



きむらクラフト所有のロードバイク紹介します。 

ロードバイクの主流はカーボン製のフレームなのですが、カーボンを普段から扱っている
せいか、「今更カーボン...」な感じもしましたので1cm刻みでオーダーフレームが作れる
クロモリ製フレーム(鉄フレーム)を選びました。

更に自分の気に入ったパーツを組み込んで自分だけの一台としました。

ちなみに、完成車として購入するのと、フレームのみ購入してショップでパーツを組み付ける
のとでは、完成車と同じパーツをチョイスした場合、ショップにもよりますが価格はほぼ
同じです。 私の自転車の場合、ちょっとだけ贅沢してあります。

パナソニック製のクロモリフレーム...「パナモリ」なんて呼ばれていたりします。


 ちなみに...

ロードバイクやMTBのお値段はそれこそピンからキリなのですが、使う「コンポ」である程度
グレードが決まって来ます。

(コンポとは、自転車の主要部品の事。 変速機一式やブレーキ、ホイール、クランクなど)

たいていの場合、コンポにはグレード毎に名前が付けられています。
自転車界で大きなシェアを占めるSHIMANOで例えると...

ロード
Dura−Ace
ULTEGRA
105
TIAGRA
SORA
2300

MTB
XTR
DeooreXT
SLX
Deoore
ALIVIO
ACERA

と、なっておりまして、上の方が高価で高性能なコンポとなります。 
ロードで言えばDURA−ACEが一つ抜けて高額です。
リアディレーラー(後ろの変速機)の金額で比較すると、

Dura−Ace 約20000円
ULTEGRA 約8000円
105     約5500円
TIAGRA   約4000円
SORA    約3000円
2300    約2000円

とDURA−ACEが飛び抜けています。 この価格差が完成車にそのまま反映されてきます。



 
ベースになったのはPanasonicのORC16(ネットから拝借)で、画像の自転車がツルシの状態です。

この自転車のフレームだけを購入、それにショップでSHIMANOのULTEGRAをベースにパーツを
組み付けて完成させています。


以下が組み付けたパーツ一覧です。

ベース車両のカタログ値がペダル無しで8.6kgなのに対して、ペダル込みの重量が8.1kgとクロモリ
フレームの自転車にしては軽量に仕上がっています。

軽量化の要はシート、ホイールの変更、ホイールの変更に伴って採用したチューブレスタイヤです。

(**6700がULTEGRAの型番になります。)
フレーム FCR16 550
RD RD-6700SS
FD FD-6700-F
シフター ST-6700
クランク Sugino OX801D 170/50*34
ブレーキ BR-6700
スプロケット CS-6700 12-25
チェーン CN-6700
ハンドル 日東M179SSB 400
ステム 日東U121BX
バーテープ Fizik wh
サドル Fizik アリオネ00
シートピラー TRIGON SP108     
ペダル PD-A600
ホイール WH-6700
タイヤ SOYO EX-Wing
 重量 8.1kg 


アクセントになっているのはフィジークのシート。 量産型エヴァンゲリオンの背中のようなデザインですが、
どこに座ってもとても座り心地の良いサドルです。



ハンドル回りはバーテープを白にして軽快感を出しています。 フォークは塗装してありますがカーボン製です。



デザイン上の大きなアクセントになっているクランク。 シマノののっぺりしたデザインに対して、アルミの地肌が
美しいスギノ製クランクが取り付けられています。

ペダルはSPDのペダル、PD−A600です。 



ULTEGRAのホイール WH−6700とSOYOのチューブレスタイヤです。 自動車やバイクのチューブレス
タイヤと全く同じで、中にはチューブの人は入っていません。
バルブは直接リムに取り付けられています。 もちろん、チューブを入れても使えます。

チューブが無い分軽く、しなやかな乗り味です。 パンクしたときにも空気抜けが一気に来ない(らしい)です。



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