リアディレイラー プーリーの交換




リアディレイラーのプーリーを交換します。 純正の樹脂製プーリーからKCNCのセラミックベアリングプーリーへ
グレードアップします。

ただ、このパーツ、一番効果の判りにくいパーツと言われていて、交換しても素人には効果がほとんど判らないと
言われています。

ですが、そこはそれ、加工の美しさ「セラミック」の響きでGOです。


 

純正のプーリーです。 ディレーラーには2個のプーリーが取り付けられていて、上が「ガイドプーリーとかジョッキー
ホイール」と呼ばれていて、変速をするときの要となります。

下のプーリーは「テンションプーリー」と呼ばれ、チェーンの張りを調整する物です。 シマノ純正のプーリー、特に
ガイドプーリーはわざと左右に遊びを設け、変速をし易くする特許が盛り込まれています。

私のパナモリ2号のコンポのグレードULTEGRAでは、テンションプーリーにはスチールのベアリングが使われて
いますが、ガイドプーリーには樹脂のブッシュだけで動きが渋いので有名です。

この上のDURA−ACEのグレードなると、どちらにもセラミックベアリングが使われるようになります。
ULTEGRAとDURA−ACEのプーリーは互換性がありますから、DURA−ACE用のパーツ、Y5X098090に交換
するのもアリです。


 

ネジを外して付け替えるだけなので、交換シーンは省略。 いきなり完成画像です。

お約束で、外したところのお掃除とネジ、取り付ける部品には薄くグリスを塗って組み付けます。


 
ペダルを空回しした感じはかなり軽くなっています。 走るのが楽しくなりますし、見た目がオシャレです。

今回はアルマイトの剥がれを考慮してシルバーをチョイスしましたが、5色がラインナップしています。

事前に調べた時に、「変速は純正同様にスパスパと」と言っているサイトに「変速はさすがに純正のようには行かず
」と言っているサイトと色々でした。

私が試した限りでは調整は必要でしたが、変速自体は以前と変わらず行えていました。 
抵抗が減った分+になったと思います。



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