8FGでハンドランチグライダーを飛ばす
FUTABAの新しい8CH送信機 8FG を使ってHLGを飛ばす設定をしてみました。 この送信機は12FG等の上級クラスの送信機と同列のプログラムを持っており、FFシリーズとは別の 細かな設定が出来るのが特徴です。 設定用ボタンはタッチパネルになっており、スティックにはベアリングが奢られています。 |
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電源はMi−NHの1700mAhの物で、12FGと同じ物です。 幸い12FG用にスペアがあるので、 使い回しが出来ます。 この電池の重量を含めても送信機の重量は808gしか無く、軽量化したFF9Superよりも80gも軽い のです。 良いところばかり...と思っていたらとんでもない落とし穴が... サイドレバーが短くて、とても 使いにくいのです。 サイドレバーはキャンバーコントロールに頻繁に使うのに一番端まで動かすと 筐体の影に隠れてしまって戻すのに一苦労です。 何か策を講じないとこのままでは使い物になりません。 |
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スイッチの割当 混乱をしないために、今まで使っていたFF9sと同じスイッチ配置にします。 左肩の3ポジションスイッチの手前でスタート(ランチ)、中立でクルーズ、奥でサーマルモードで、こ のモードではキャンバーコントロールが出来ます。 左サイドレバーで中立でキャンバー無し、下でキャンバー増です。 上に上げるとフラップを少し跳ね上げるスピードモードとなります。 言語設定 システムメニューで言語タイプを初期値の日本語からENGLISHに変更します。 「欧米か!」って 突っ込まれそうですが、木村はどうにも日本語表記が苦手です。 その昔、会社のワークスーションがバージョンアップして、日本語表記が出来るようになったときは 何が出力されたかいちいち「う〜ん」と考えて英語に置き換えないと判らなかったし、プログラム解析 をしていて、注釈の「メモリ(目盛り)」を「メモリ(Memory)」と勘違いして大変な事になったトラウマ もあります。 モデルタイプ モデルタイプはバタフライを使える様にするために、2AIL+2FLPを選択します。 |
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FREQUENCY フタバの2.4GHzシステムは、8CH以上のマルチタイプと7CH以下の2タイプが用意されていて、 今回使う受信機のR6106HFCは7CHモードで動作するために、7CHモードに変更します。 FUNCTION AIL2を5CH目に割り当てます。 6CHでも良いのですが、FF9superが5CH目を使っているので それに合わせます。 |
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REVERSE 機体に合わせてNOMAL REVを設定します。 FF9やその他ではエルロンデファレンシャルで動 作方向を設定出来ましたが、8FGでは動作量しか設定出来ないのでエルロンの動作方向はこちら で設定します。 |
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SUB−TRIM ニュートラルのズレを補正します。 なぜかこの項目だけ最大値が240です。 ちなみにFF9では 140です。 |
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END POINT エンドポイントとリミット値を設定します。 リミット値はミキシングなどで既に動いている舵をそれ以上動かさないように出来る機能です。 例えば、ブレーキで下がったエルロン位置をリミット値として設定すると、エルロンを打ってもブレーキ で下がった位置より下には動きません。 T1−T4 SET T1−T4、すなわち各トリムの細かな設定が出来ます。 MODEの欄でSEPARとCOMBとか選択 できます。 SEPARにするとコンディション毎のトリムとなり、COMBを選択するとコンディションに 関係の無いトリムとなります。 エレベーター、エルロン、ラダーをコンディション毎のトリムとしています。 |
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CONDITION コンディション名は予め設定されていて、変更は出来ないようです。 割り当てるスイッチと優先順位 が設定出来ます。 NOMALとSTART、DISTANCEを使います。 NOMALをクルーズ、STARTをランチ、DISTANCE をサーマルとして使います。 使用するスイッチはEスイッチです。 |
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AIL DIFF デファレンシャルでエルロンの上下の動作量をコンディション毎に設定します。 この数値は−方向に は設定出来ないので、動作方向は予めREVERSEで設定しておく必要があります。 |
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AIL→RUD エルロン→ラダーミキシングをコンディション毎に設定します。 動作スイッチをエレベータースティック(J3)とします。 12FGならファインチューニングでエレベーター スティックにリニアにミキシング量を設定出来ますが、こちらにはその機能は無いので、エレベータが ある程度動いたらミキシングをカットするように設定します。 |
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CAMBER MIX キャンバーコントロールが出来るようにします。 コントロールは左のサイドレバー、コンディションを切り替えた時に、フラップがパタンと動くのを押さえ るためにDERAYを設定します。 サーマルモードの時の動作量です。 RATE1はサイドレバー上方向の動作量で、スピードモードに 使います。 RATE2は下方向でフラップダウンに対応します。 最大にフラップを降ろしたときの頭上げを抑える為にエレベーターダウンを設定します。 |
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FF9superや12FGではコンディション毎にスイッチやレバー、ボリュームを設定出来ますが、8FG ではシステムとして1つしか設定出来ません。 このままですとランチモードのフラップの跳ね上げも左のサイドレバーで行わなければなりません。 ですので、ランチモードの数値は設定せずに、プログラムミキシングを利用します。 プログラムミキシングの1と2を使い、1を右エルロン、2を左エルロンとして設定します。 右ボリュームで動作量を入れて、動作スイッチをランチモードのスイッチと同じ左肩のスイッチとします。 右肩のスイッチを手前に倒すと、ランチモードのコンディションに入ると同時にミキシングが入る仕掛け です。 モードが決定されているのでトリムも個別に働きます。 |
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BUTTERFLY ブレーキ動作の設定です。 エルロンの動作量を入れる画面です。 エレベーターの補正量です。 +−120%の幅がありますので、大きな数字が入ります。 バタフライの動作量もコンディション毎に設定が出来ますので、この際ランチモードの時のブレーキ動 作はしないように設定します。 ブレーキを出したままランチをすると言う失敗が防げるかと思います。 |
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タイマーもこんなに大きく表示されます。 とりあえず2分のダウンタイマーを設定しました。 |
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ELE→CAMBERミキシング 俗に言う「空戦フラップ」です。 この機能はエレベーターに連動してフラップをコントロールします。 通常はエレベーターアップでキャンバーが増えて、ダウンでマイナス方向に動きます。 滞空では機体によって有効に働く機体と、あまり効力が判らない機体とがありまが、今回はランチの 時のダウンがビシッと決まるようなセットをしてみます。 コンディションはSTARTの時だけ、最大で−15(8ミリ程)エレベーターダウンでフラップが跳ね上がり ます。 |