8FGでハンドランチグライダーを飛ばす
操作性UP 改造編


いきなり改造



どうにも使えないサイドレバー、こんなアルミパーツを取り付けてみました。


;レバーを延長してみましたが、まだレバーの動きが固く、他のスティックの操作に影響が出たので、
分解してサイドレバーのノッチを加工してみました。

裏蓋を開けて、サイドレバーユニットを取り出します。
サイドレバーユニットは筐体に差し込んであるだけでした。


サイドレバーのノッチは薄い金属板を加工して突起を付けた物でしたので、ラジオペンチで挟んで突起
を低く潰してしてみました。

結果、期待する動きを得ることが出来ました。 節度を持ってスルスルと...です。


薄っぺらな筐体はグリップがしづらく、ランチの時に安定しないので、仮にですがバルサを削ってグリッ
プを付けてみました。

かなり持ちやすくなりました。

画像中央上部の白いパーツはテトラのボールリンケージで、ストリーマーホルダーとて取り付けました。


ストリーマーのロッドは釣り竿の先端部分です。 差し込んであるだけですが、フルランチでも抜ける
ことはありませんでした。

2009.11.28の昭和記念公園HLG大会で使ってみたところ、後ろ側に伸ばした延長部分がやはり
使いにくく、レバーを見失ってパニくる事態に陥りました。

私は指の横の部分でレバーを操作する事が多いらしく、横に出っ張っていないとダメなようです。
そこで、追加ノブをレバーの側面に移動させてみました。


実際に飛ばすときの持ち方です。 人差し指はスイッチを操作するか送信機を支えるのに使い、サイド
レバーは中指での操作になります。


ちなみに、これは私が一番使い易いと考えるFF9superのサイドレバーです。 このレバーは側面の
面積が大きいので、指のどの部分でも操作ができます。

追加ノブを一回り大きな物に交換してみました。 以前のアルマイト加工も綺麗で捨てがたかったの
ですが、操作性を取りました。


昔買ったミニ四駆の転倒防止用のパーツだと思います。 右が今回使った物で、左が以前の物です。
以前の物もアルマイト加工がしてあって綺麗だったのですが...


指の掛かりが更に良くなりました。

バルサ製グリップも何回も削り方を変えて指に馴染んだ形になりましたので、これを型にして固い素材
で正式なグリップを作ります。

型は「型おもい」という型取り材を使いました。 これはお湯で素材を柔らかくして型に押しつけ、冷える
と固まるお手軽型取り材です。


出来上がった型にエポキシパテを押し込んで硬化させます。 エポキシパテは軽量タイプを使いました。




取り出して回りを成型しました。 バルサの木目まで転写されていますので、そのまま滑り止めとして
使いましょう。 ついでにリューターでディンプルを掘りました。


アクリルスプレーで塗装しました。 手元にあった物で塗りましたが、黒の方が良かったかも知れません。


両面テープで貼り付ければ完成です。
カバーマスク


本革製のカバーマスクを作っていただきました。  粗めのシボ加工がされた革で、手触りは最高です。
絶妙にカットされていて、トリムレバーやタッチダイヤルに掛かりません。


サイドレバー部分もカットされた、8FG専用デザインです。


グリップ部分にラバーフォームを両面テープで貼り付け、それを覆うようにマスクが取り付けられます。
カバーマスク自体は大きいマジックテープで取り付けられます。


マジックテープは当初、両面テープで取り付けられていましたが、下穴を開けた後、糸で縫いつけました。
ステッチがオシャレです。


実際に使ってみると、グリップのラバーは柔らかめですが、柔らかい革と相まって手に良く馴染みます。
また、指の汗を革が吸ってくれるので、汗をかいても手が滑りません。

見た感じがとても高級そうになりました。

送信機のバッテリーをLi−poに替えてみました。 ネットショップ−ロビンの商品で、2セル2600mAh
です。 ノーマルのバッテリーが約200グラムなのに対して、コチラは100gしかありません。

フタバコネクターとバランスコネクターが付いています。 2C充電が可能な電池なのですが、コネクタの
形状から0.5C充電としています。

 
納めてみると、全長が短いので隙間が出来ます。 スポンジや硬質発泡材などを詰めてあげます。
ショップのHPでは、8FGで8時間、12FGで4時間の使用が可能とありました。

Li−poなのでぎりぎりまでの使用は危険ですが、8FGではさらなる軽量化、12FGでは2.4GHz化の
バランス合わせに良いかもしれません。


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