AURORA9を使って見る
AURORA9を使って見ます。 以前から、フタバFF9にHiTECのモジュールを付けて、テレメトリーを試したり していましたが、今回は送信機本体です。 大きなディスプレイはタッチパネル。 スマホの様な静電タイプでは無く、圧力感知のタッチペンを使うタイプ です。 中身の作りはフタバに似ていて取っつきやすく、フタバで言う所のFF9やFF10より多彩です。 8FGに近い所まで来ています。 大抵の事は出来ますが、スティックやサイドレバーの途中でモードを切り替える事はこれの上級モデルから のようです。 |
バッテリースペースには単三形のニッケル水素電池が6セルパックで収まります。 コネクタが特殊なので、急速充電でも本体の充電ジャックを使用する必要があり、ちょっと不安です。 この際なのでLipoでの運用をすることにします。 Lipoを搭載するにあたって、画像のような変換コネクタを作製しました。 ABC HOBBYのミニモーター用コネクタ 70017とディーンズコネクタのオスを使っています。 ABC HOBBYのコネクタ、そのままでは+と−が逆になっています。 小窓の部分に精密ドライバーのマイナスを差し込んでピンを抜いて、逆に差し替えます。 使ったバッテリーは電動飛行機と共用です。 ROBINの1700mAhのLipoです。 送信機側に、変換コネクタを接続。 このコネクタは運用では取り外ししません。 Lipoの方が二回りほど小さいので、出来た隙間にコネクター類を押し込みます。 電池の厚み自体はLipo の方が薄いので、フタもしっかり閉まります。 |
簡単な設定変更をします。 電源が入ったときに出るワーニングを全てOFFとします。 これは、フライト中に電源が落ちたときに、即時に復帰させるための策です。 以前、飛行中に送信機が再起動、ワーニングの為に電波が復帰しなかった事や、送信機のバッテリーが 外れてしまった経験からの処置です。 ※安全のためには、全て入れておくに超した事はありません。 バッテリータイプをLipoに変更。 オフボルテージはデフォルトの6.0Vです。 |
今回の目玉がこれ。 FrSKYのDelta−8です。 この受信機はフタバの2種類とHiTECの3種類の方式にバインドする節操のない 受信機です。 いずれの場合もテレメトリーは使えませんが、安価で使える受信機です。 バインドは送信機側の準備も必要です。 裏にあるモジュールのセットアップボタンを押しながら送信機の電源を入れます。 この時、赤か青、いずれ かのLEDが点滅しますが、今回のテレメトリー無しのDelta−8では青LEDの点滅が必要です。 もし、赤LEDが点滅していたら、更にセットアップボタンを長押しすることで切り替える事が出来ます。 受信機側はLINKボタンを押しながら電源投入でバインド出来ます。 |
最後に体重測定。 Lipoにして866グラムでした。 50gほどは軽くなりました。 |
木村はストラップ派のですが、軽くなった分、更に頭でっかちになってバランスが悪くなってしまいました。 2.4GHz専用設計ではないので仕方無いですね。 このままでは使いにくいので、プロポバランサーを取り付けました。 HiTEC純正の物が手に入ったので早速 付けてみました。 |
※ この送信機を電動飛行機で使用する場合、必ずスロットルにフェイルセーフを設定して下さい。 送信機の電波が途絶えた場合、アンプがフルスロットル状態になり暴走します。 |