デジタルインシデントメーター 


お安く購入したデジタルピッチゲージと有り物で作ったデジタルインシデントメーターです。 主に主翼の取り付け角
等の測定に使用します。

フライングテールの機体などでフライングテールのニュートラルを決めるのに有効です。


 

通販サイトで2500円ほどで購入した、ラジコンヘリコプター用のピッチゲージです。 電源を入れる...もしくは
0リセットボタンを押した時点の角度を0°として記憶するだけの機械ではあります。

購入時には、ヘリコプターのローターを挟むゲージが取り付けられていました。  主翼を計るゲージと組み合わ
せる為に、購入時に取り付けられていたアルマイト仕様のゲージを取り外しておきました。



主翼の前縁と後縁を挟むジグは2ミリのアクリル板を加工して作りました。 ゲージ部分はアルミのコの字材で
3ミリの隙間を開けて、背中合わせで接着しました。







ピッチゲージから取り外したアルミ製ゲージの代わりにこのパーツでピッチゲージをキャッチします。


 

使い方としては先ずは機体を固定します。 角度は気にしなくて良いですが、ぐらぐらしないように固定します。

ピッチゲージの電源を入れて0アジャストをします。



ゲージを電源の入ったまま主翼から取り外し、水平尾翼に取り付けます。  主翼を0°とした水平尾翼の傾き
が表示されます。

この機体の場合、0.8°の取り付け角が付いている事が判ります。



胴体の固定が充分であれば、屋外での使用も問題有りません。

 
 


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