静電気放電シート 2017.03.19



巷で話題になっている帯電除去アルミシートです。 元々はトヨタ車の樹脂パーツやフロントガラス付近に貼られて
いるアルミシートが話題になった事です。

私の車もフロントバンパーの内側に貼られていますが、車で言えば、ボディー表面の電荷を放電してあげると、
表面付近の電荷による抵抗が減って流速が上がり、空気が綺麗に流れるようになるので、ハンドリングが素直
になる、とか、燃費が上がる、とかの効果があるのだそうです。



とりあえず、効果を確認してみようと、飲みかけの缶コーヒーを一気飲みして、空き缶を加工して翼端に貼って
みました。 アルミ缶のコーティングはある程度剥がしてあります。

実機の放電索に近い感じになりました。 全く同じ条件で試した訳では無いし、数値で表せることも出来ないので
ただの感想になってしまいますが、進入性が良くなったような「気」がします。

無施策では足が止まっていた物が、バラストを200g程度積んだ感じの飛びになりました。 単に翼端まわりの
空気の流れが貼り物によって変わっただけなのかもしれませんが...。

静電チェッカーと言う静電気の帯電具合を調べる測定器で静電気を数値化する事は可能ですが、飛んでいる
時で無ければ調べる意味がありません。
地面に降りた途端に放電してしまいますし。


上里でも、アルミテープを貼るメンバーが増えて来ました。 一般敵にはテープ状の物を貼るシーンがほとんど
です。 色々と調べて見ると、辺の長さが長いほど効果があるそうです。 

そういえば、トヨタ車に貼られている物はクシ状に切られた物です。 


翼端に貼れるサイズとして、10ミリ×40ミリとして計算すると、テープ状で辺の合計は100ミリですが、4本
のクシ状にすれば、根元を5ミリ残すとして310ミリと3倍の長さが取れます。



MonotaROで3Mのアルミシートを購入しました。 厚みは0.025ミリで、キッチンで使うアルミホイルとほぼ
同じ厚みで、裏面に導電性の粘着剤が塗布されています。

本来は電子基盤の保護用に使う物だそうです。



形状をプリントアウトして、剥がせるタイプのスプレー糊でアルミシートに貼り付けます。



カッターとデザインナイフを使って、地道に切り出します。 クシの付け根部分は切るのでは無く、デザインナイフ
の先端を左右から突き刺す感じに刃を入れます。

薄くてもアルミなので、粘る上に直ぐに切れなくなってしまうので、カッターの刃はポキポキ、気前良く折ります。



不要部分剥いで完成です。 これで4枚分です。


 

台紙に結構しっかりくっついてるので、マスキングテープでは分離する事が出来ませんでした。 シートの上に
セロテープを貼り、そっとめくって分離します。



「軽く」主翼に馴染ませてからセロテープのみそっと、慎重に剥がします。

その後、バルサ程度の硬さの物で、静かにしごいて上げると、曲面にも馴染んで、シワも伸びてピカピカになります。



胴体も同様に貼りました。 綺麗に貼れました。


飛ばした感じは前回のテスト同様、良く走る「様な」、「感じ」がしました。  貼っておいても不具合は無いので
ワンポイントとでも思っておけば良いかな...と。


 


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