CGチェッカー用レベリングボード


CGチェッカー用にレベリングボードを自作しました。  CGチェッカーを使用する際に下に敷いてCGチェッカーの
水平を確保する為の物です。

このボードのネタ元は、エポキシ樹脂でアクセサリーなどを製作する人向けに売られているレベリングホードです。
型すれすれに樹脂を注入する際に、作業台に傾きがあると偏ってしまうのを防ぐ為の物のようです。





現状、CGチェッカーを使用する時には、スマホの水準器アプリで水平を確認して、台の下に紙などを挟んで
調整していました。 
ハンドランチグライダーサイズの機体の場合、デスクの上で出来ますが、2mを越える機体、F5J機などを
測定する時には、畳の上にカーペットが敷かれている部屋で行う必要があり、水平を確保するのに苦労をして
いました。


 
 


ホームセンターで売られている集成材を加工して棚板としてものです。 角が丸められていて、棚として組み立てる
時の穴が四隅に開けられています。

四隅の穴にM8の爪付きナットを叩き込みます。 最後にボルトとナットを使ってしっかりとボードに爪を食い込ま
せておきました。
全体にニスを塗って防水をしておきます。



足になるのは通販で購入したレベリングフットです。 黒いナイロン製の足にジョイントボールが押し込んである商品
で、角度が変えられ、回転もさせられます。 6個入りで1800円ほどでした。

少し動きが渋かったのですが、ボールと足の隙間にパーツクリーナーを吹いてこねくり回したところ、動きが良く
なりました。



爪付きナットに足をねじ込み、上面に突き出たネジ部にフィットノブを取り付けます。 フィットノブは5個で500円
程度で売られています。



ノブ内のナットと下側のナットでノブを締め付けて固定しています。



CGチェッカーをボードに置いて、邪魔にならない場所に水準器を取り付けました。  

本来ならボードの中央に置くのが良いのでしょうけれど、機体の重みでカーペットが沈んで水平が狂ってしまうので、
リアルタイムで見るために写真の位置に取り付けています。

水準器は国産の株式会社エビスの物を使用しました。





機体を乗せて水平の狂いが無い事を確認してから数値を読み取る事で正しい測定が出来ます。


 


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