FUTABA 16SZでハンドランチグライダーを飛ばす


今までハンドランチ用として使っていたFUTABA 8FGも使い始めて10年になるので、新しい機種に更新する
事にしました。

8FGの対向機種になるものとして、FUTABAでは12K、14SG、16SZが考えられましたが、12Kは使える
信号形式がFHSSに限られ、交換した場合、受信機を全て買い直す必要が出て来ます。
 
14SGは8FGより使える信号形式が増える上にテレメトリーも使えますが、この機種はリリースより随分と
時間が経っている上に、中身は8FGとほぼ同じで、変わり映えがしません。

と言う経緯から、16SZに白羽の矢が立った訳です。 ちなみに、送信機単体での購入です。


 

1800mAHのニッケル水素バッテリーが付属します。 重さは約160グラムあります。



先に導入している18SZとも共用出来るのと、軽量化にもなるので、送信機と一緒に2060mAHのLiFeを購入
しました。 こちらは単体の重量は105グラムです。



送信機単体の重量は735グラムです。 ガワの関係か、18SZより100グラムほど軽いです。



バッテリーと合わせて840グラムになります。 8FGの770グラムには及びませんが、軽い部類だと思います。


 

左サイドレバーでキャンバーコントロールををするので、サイドレバーの動きを軽くします。 4つのゴムパッドを
外してから、ネジを緩めて裏面カバーを開けます。

アンテナカバーは別部品で、アンテナを真っ直ぐに伸ばさないと外せません。 



サイドレバーユニットに取り付けられている金属板にテンションとカリカリのラチェットの爪があります。
爪の部分を少し開く程度で随分と軽くなりました。 センターだけは「コチッ」としたクリック感を残してあります。



サイドレバーの先端に蛸壺ボールをネジ付け、レバーの延長を行いました。 18SZでは無加工で使っているので
不要かとも思いましたが、今まで使っていた8FGに準じた形に揃えました。



昔に買っておいた樹脂製のプロポスタンドを半分に割ったもので一本足スタンドとストリーマーホルダーにしてい
ます。
今まで、ストリーマーホルダーは何かしらの「受け」をスタンドにネジ止めしていましたが、今回はスタンドに直接
穴を開けました。 取り付けねじと干渉する位置に穴が来てしまいますが、取り付けネジの長さを調整したりで
回避しています。


 
 
8FGからのデータコンバーターが用意されていないので、全項目手打ちとなりましたがデータの設定を終えて、
実際に使って見ました。

8FGと同じ数値を入れましたが、エレベーターのトリムがずれています。 8FGのキャリブレーションが幾らか
狂っていたのでしょう。

それ以外は何不自由無く使用できました。 8FGでは出来なかったエルロン−ラダーミキシングのファイン
チューニングも良い感じです。

100グラム近く重量が増えていますが、私はネックストラップ派なのというのもあって、重量増は感じません
でした。 

アクセサリーは青系でまとめています。 トゲトゲレバーヘッド愛好者なのでKK Hobbyさんで調達した物を
取り付けています。
スイッチナットはオークションにて購入しました。 ナット回しも付属します。



大型機で使っている18SZと同じ感じに仕上がりました。


 


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